12. 3Dデータのレンダリング

  • 12.1 レンダリングの品質
  • 12.2 マテリアルの設定
  • 12.3 目の高さでのパースの作成
  • 12.4 おわりに
  • 今回は、3Dデータから写真のような画像を作成する方法を学び、課題2で作成中の小建築物の透視図を作成します。
    先週までの作業でつかった課題2のためのCADのファイルを開いてください。作業の安全を考え、適宜、バックアップを作成しておいてください。

    12.1 レンダリングの品質

    最終的に提出する際のレンダリングは、
    [レンダリング]→[表現]→[フル] か [レイトレースフル]
    を使いましょう。

    表現の違いによるレンダリングの違い

    フラット色紙でつくった模型の絵のよう。ムービー[演習室内のみ]
    プレビュー細かな材質感、陰影が表現されるが、まだ、ぎざぎざした感じ。ムービー[演習室内のみ]
    レイトレースフル滑らかになり、写真のよう。ムービー[演習室内のみ]

    12.2 マテリアルの設定

    レンダリングした際の素材感を決めるのが「マテリアル」というプロパティです。

    最初に配布したデータで、樹木や緑地が表現できたのは、そのようなマテリアルが設定されていたからです。自分でつくった小建築物に、自分がイメージした素材を設定してみましょう。

    マテリアルを3Dデータに設定するには、以下のような操作をします。
    1. マテリアルを設定したい図形を[編集]→[プリミティブ選択]で選択します。
    2. ステータスバーの「マテリアル」から、図形に設定したいマテリアル名を選びます。
    具体的な操作をムービーで解説します。
    柱にマテリアルを設定する。 → ムービー[演習室内のみ]
    屋根、床にマテリアルを設定する。 → ムービー[演習室内のみ]
    ブロックをガラスに設定する。 → ムービー[演習室内のみ]
    新しいマテリアルを自分で設定し登録する。 → ムービー[演習室内のみ]
    マテリアルの設定を受け付ける図形は、3Dデータだけです。立ち上げる前の図形にマテリアルを設定しようとしても、ステータスバーの「マテリアル」を選択できません。

    課題2のために配布したCADデータには、いくつかのマテリアルが用意されていますが、これだけでは足りないという場合は、自分で、マテリアルを作成、登録します。

    12.3 目の高さでのパースの作成

    提出物では、目の高さからみた透視図によるレンダリングをしてもらいます。そのためには、目の高さから公園を眺めるように、CADの表示を設定する必要があります。以下のムービーの説明に従って、目の高さでレンダリングするようにします。
    視点、注視点のピック →ムービー[演習室内のみ]
    画角の変更 →ムービー[演習室内のみ]
    マテリアルの設定が終わったら、臨場感のある透視図をつくるために、うまい視点、アングルをみつけてください。

    12.4 おわりに

    時間の許す範囲で、小建築物の仕上がりを高め、カメラのアングルを探して、公園の様子を魅力的なパースで表現してください。


    建築CAD演習テキスト2009 終