4. 図形の修正
一度描いた図形の位置を変更したい場合があります。
何か図形がないと[移動]コマンドの練習にならないので、長方形でも、円でも線でも、なんでもいいから一つ図形を描いてください。
次のような方法で移動します。
- [編集]→[プリミティブ選択]
- 移動したい図形を<左 1>で指定
色が変わったら選択されている。
- [修正]→[移動]
ウィンドウの左下に"移動元の位置"と表示される
- 移動元の位置を<左 1>で指定する
ウィンドウの左下に"配置する位置または..."と表示される
- 移動先の位置を<左 2>で指定する
移動元と移動先の位置関係が適切であるならば、移動元をどこにとってもかまいません。また相対座標の指定でも移動先を指定できます。例えば、今移動させた図形をさらに、右10mm,上50mm移動させたいとします。
- [編集]→[プリミティブ選択]
- 移動したい図形を<左 1>で指定
色が変わったら選択されている。
- [修正]→[移動]
ウィンドウの左下に"移動元の位置"と表示される
- 移動元の位置を「0/0」で指定する
ウィンドウの左下に"配置する位置または..."と表示される
- 移動先の位置を「r10/r50」で指定する
このやり方では、移動元を座標の原点(0,0)を指定しています。そして、移動先を原点からX座標を+10、Y座標を+50の位置と、相対座標で指定しています。
スナップポイントも重要な移動の基準になります。先の図形と離れたところにあまり長くなく一本線分を描いて見ください。
- [作図]→[線]
- 適当に線を描く
この線の端点を基準に[移動]コマンドを使ってみます。
- [編集]→[プリミティブ選択]
- 移動したい図形を<左 1>で指定
色が変わったら選択されている。
- [修正]→[移動]
ウィンドウの左下に"移動元の位置"と表示される
- 移動元の位置を線分の一端を"End"(あるいは"Point")で認識し<左 1>で指定する
ウィンドウの左下に"配置する位置または..."と表示される
- 移動先の位置を線分のもう一端の"End"(あるいは"Point")を<左 1>で指定する
既に基準となる図形が図面の中にあるのならば、その位置を利用することで効率よく作図できます。
図形の大きさを変えたいということもあります。拡大、縮小のためのコマンドもありますが、MicroGDSでは、[移動]コマンドのオプションとして拡大や回転を指定することができます。
[線]コマンドで何か図形を一つ作成してください。あまり単純な形では、拡大、縮小がつかみにくいので、星型などがよいです。例では人型を描きました。
- [作図]→[線]
適当に図を描く
- [編集]→[プリミティブ選択]
図形を<左 1>で指示し選択
- [修正]→[移動]
ウィンドウの左下に"移動元の位置"と表示される
- <Enter>
- ダイアログが表示される

拡大率、回転角、反転軸のダイアログ
上の空欄が元図形に対する、拡大率の指定である。
1より大きければ拡大
1より小さければ縮小
- 拡大率、または縮小率を入力する(2など)
10とか、100とか入力すると、画面をはみ出してしまう。
- [OK]を<左 1>
- 移動元の位置を<左 1>で指定
ウィンドウの左下に"配置する位置または..."と表示される
- 移動先の位置を<左 1>で指定
この場合も、位置をキーボード、スナップポイントで指定することが出来ます。
拡大、縮小は、"移動元"として指定した位置を原点として行われます。

拡大、縮小の基準位置
移動の際、回転を加えたい場合もあります。MicroGDSでは[移動コマンド]のオプションとして回転を加えることが出来ます。
[線]コマンドで何か図形を一つ作成してください。単純な形では、回転の結果がつかみにくいです。
- [作図]→[線]
適当に図を描く
- [編集]→[プリミティブ選択]
図形を<左 1>で指示し選択
- [修正]→[移動]
ウィンドウの左下に"移動元の位置"と表示される
- <Enter>
- ダイアログが表示される

拡大率、回転角、反転軸のダイアログ
下の空欄が元図形に対する、回転の角度の指定である。
一回転360度である。つまり、ラジアンで指定するのではない。
マイナスも指定できる。
- 回転角度を入力する(2など)
360とすると、なんの変化も起きない。
- [OK]を<左 1>
- 移動元の位置を<左 1>で指定
ウィンドウの左下に"配置する位置または..."と表示される
- 移動先の位置を<左 1>で指定
この場合も、位置をキーボード、スナップポイントで指定することが出来ます。
拡大、縮小は、"移動元"として指定した位置を原点として行われます。
一つのダイアログで指定できるので、回転と拡大、縮小を同時に指定することも出来ます。試してください。
ある図形の鏡像を作図する必要がある場合があります。これも[移動]コマンドのオプションで指定できます。
前と同様、一つ図形を作図し、[移動]コマンドのオプションを指定するダイアログまで進んでください。
- [角度に対しての反転]のチェックボックスを有効にする

反転移動の指定
- 反転の基準軸の角度を指定する
0の場合、X軸を基準に反転される
90の場合はY軸を基準に反転される
つまりこの数値を変えることで任意の角度の軸に対する反転に出来る
- [OK]を<左 1>
- 移動元の位置を<左 1>で指定
ウィンドウの左下に"配置する位置または..."と表示される
- 移動先の位置を<左 1>で指定
指定した反転の軸の線(表示はされない)が移動元として指定した点を通るよう反転します。
ツールバーに移動、拡大・縮小、回転、反転のコマンドがアイコンで表示されています。

[移動]コマンドを除いて、これらはメニューから辿る場合
[修正]→[変換]→
で辿ることができます。どのように使えるかは自分で試してください。[移動]コマンドのオプションとして回転や反転を行う場合と違って、回転の中心、角度、反転軸の位置と角度をマウスだけで入力することが出来ます。
描いた図形を削除するには、以下のようにします。
- [編集]→[プリミティブ選択]
削除したい図形を直接<左 1>で指示し選択する。
あるいは、消したい図形を囲む範囲を、長方形の対角の2頂点で指定します(<左 1>で)。
- [編集]→[削除]
キーボードの<Delete>あるいは<Del>でも消えます。